初めての妊娠・出産。どの病院を選ぶべきか迷いましたが、自宅からのアクセスの良さや総合病院ならではの安心感、手厚いサポート体制、そして麻酔科医が常駐し24時間365日無痛分娩が可能なことから、聖路加国際病院を選びました。
ただ人気病院ゆえに予約が取りづらいという点や、費用が高めと聞いていたこともあり、その実情も含めて私のリアルな体験談を交えながら、聖路加国際病院での健診内容や病院から提供されたアイテム、出産当日の流れやサポート体制、そして出産にかかった費用総額まで詳しくお伝えします。
これから出産を控えている方や、病院選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
はじめに
・この記事は、2024年夏に出産した際の体験と情報をもとにまとめています。
・妊婦健診への公費助成額は、お住まいの自治体によって異なります。記載している金額はあくまで参考としてご覧ください。
分娩予約〜妊婦健診のスケジュールや内容、毎回の費用
聖路加国際病院で分娩を希望する場合、まず妊娠8週以降に分娩予約が必要です。病院の公式サイト(聖路加国際病院でのお産)にも「医療機関で妊娠の診断を受けたら妊娠8週以降にご予約ください」と記載があり、分娩予約数がいっぱいの場合はお断りされることもあるため、早めの予約が推奨されています。
私の場合、妊娠の診断を受けたクリニックから「紹介状を作成するから聖路加さんに電話してみて。合併症とかないよね?大丈夫だとは思うけど、聖路加さんはたまに断られることもあるから」と言われ、8週目を迎える前に聖路加国際病院予約センター(03-5550-7120)に電話をしてみました。
電話では、「心拍確認できたか」「23区内に住んでいるか」「双子じゃないか」「何週か」などの確認がありましたが、「妊娠8週以降でないと分娩予約ができないため、妊娠8週以降に再度連絡をください」とのことで、その時は予約できませんでした。
そこで8週0日になった朝8:30ぴったりに再度予約センターに電話をかけたところ、無事に分娩予約を取ることができました。
<聖路加国際病院でのお産より引用>
医療機関で妊娠の診断を受けたら妊娠8週以降にご予約ください。実際の診察は、連絡をいただいた日から少し先になります。なお、分娩予約数がいっぱいの場合はお断りすることがございます。早めのご予約をお勧めします。
<初回の妊婦健診と各回の健診内容・費用>
聖路加国際病院の妊婦健診は完全予約制で、曜日ごとに担当チームが分かれている「曜日制」です。
私は仕事が土日休みなので、できれば休日と続いている曜日がいいなと思い、月曜日か金曜日のどちらかで迷いましたが、金曜日は外せないミーティングがあるため、月曜日を選びました。
そして迎えた初回の妊婦健診。医師は担当制ではなく曜日制なので、月曜担当の複数の医師のうち、どなたが診てくれるかは当日まで分かりません。名前が呼ばれてドキドキしながら診察室に入ると、山中美智子先生が笑顔で迎えてくださり、健診を終えて退室する時に「これからよろしくお願いします」と声をかけていただいたのがとても嬉しく、今でも印象に残っています。
次回の予約は、診察後にその日の先生と相談して決めるスタイルです。私は毎回午前中の時間帯にしてもらっていましたが、予約時間に受付をしても、実際には数十分待つことがほとんどでした。
また、会計は1階で他の診療科の患者さんと一緒に行うため、常に大混雑。毎回自分の番号が呼ばれるまでひたすら待つのが大変でしたが、実は「診療費後払いサービス」という便利な仕組みがあり、クレジットカードを登録しておけば会計を待たずに診察後すぐ帰れるんです!
これ、もっと早く知りたかった…!と強く思ったサービスNo.1でした。
回数・週数 | 健診内容 | メモ | 金額 (助成券利用後) |
①10週 | 尿検査 血液検査 -血液型 -貧血 -血糖 -不規則抗体 -感染症 子宮頸がん検査 超音波検査 | 手足確認 | 11,045円 |
②14週 | 尿検査 超音波検査 | 410円 | |
③18週 | 尿検査 クラミジア抗原検査 経腟超音波検査 保健指導 | 性別判明、 エコー中に10回くらい元気ですねと言われる | 855円 |
④22週 | 尿検査 超音波検査 | -4,940円 | |
⑤25週 | 尿検査 血液検査 超音波検査 | 鉄剤処方: 14日分 1,280円 | 715円 340円(処方箋料) |
⑥28週 | 尿検査 超音波検査 | 心臓チェック、頭が上に — 鉄剤処方: 14日分 1,270円 | 360円 200円(処方箋料) |
⑦30週 | 尿検査 超音波検査 | 鉄剤処方なし (出し忘れだった模様) | 360円 |
⑧32週 | 尿検査 超音波検査 | 鉄剤処方: 30日分 2,100円 | 360円 180円(処方箋料) |
⑨34週 | 尿検査 超音波検査 | 360円 | |
⑩36週 | 尿検査 血液検査 超音波検査 B群溶連菌検査 麻酔科外来診察 (無痛分娩用) | 鉄剤処方: 10日分 1,060円 — 女性看護学生見学あり | 10,245円 180円(処方箋料) |
⑪38週 | 尿検査 超音波検査 | 子宮口は全く開いておらず | 360円 |
⑫38週 | 尿検査 ノンストレステスト 超音波検査 モニターチェック※ | 内診プチグリグリ ※40分間赤ちゃんの 心音チェック | 2,360円 |
合計 29,100円 |
<妊婦健診で言われたメモ>
健診の際、先生から印象的だったアドバイスがいくつかありました。
胎動について
週数が進んでも胎動が減ることはないので、もし「いつもより動きが少ないかも?」と感じたら、すぐに病院へ電話してください、とのことでした。
これはとても大事なサインなので、少しでも不安を感じたら迷わず相談するのが良さそうです。
赤ちゃんの頭や顔の向きについて
38週の時点で頭が下にきていても、お産の時に赤ちゃんがぐるっと回ることもあるので、38週時点で頭が下にきてても今の段階ではなんとも言えないとのことでした。
入院準備リスト
入院準備について、聖路加国際病院での体験をもとにまとめました。
「陣痛バッグ」「出産バッグ」を用意しましたが、実際は病院側でほとんどの必要品を用意してもらえたので、最低限の持ち物だけで十分でした。
<聖路加国際病院からもらえる出産グッズや入院時の持ち物>

▼別途、自分で用意したもの
1. iPhone充電器
2. 延長コード
┗コンセント位置が遠い場合に便利
3. ペットボトル用キャップ付きストロー
┗寝たまま水分補給できて便利
4. お菓子
┗無印良品のバームクーヘンなど、ちょっとした間食用
5. 赤ちゃん用電動爪やすり
┗新生児の爪切り対策
6. 乳首保湿剤
┗授乳トラブル予防に
7. ボディシート
┗汗やベタつき対策
8. ドライシャンプー
┗シャワーできない日用
▼用意したけど、使用しなかったもの
1. ホッカイロ
┗特に使う場面がなかった
2. 熱さまシート
┗特に使う場面がなかった
3. ハンディ扇風機
┗冷房が効いていたため出番なし
4. ふりかけ
┗聖路加ではのり佃煮などのご飯のお供が用意されていました
病院に到着したら、まずは用意されているピンク色の可愛い出産用ウェアに着替えます。
このウェアは着心地がよく、気分も少し明るくなったのを覚えています。
「いよいよお産が始まるんだ」と、少しドキドキしながら着替えました。


私は使うことはありませんでしたが、引き出しには「ご安産」と書かれたうちわや、いきみ逃し用の硬式ボールも用意されていました。
LDR室にはほかにもストローやテニスボール、ゴルフボール、鏡など、陣痛や分娩時に使えるグッズがいくつか置かれていて、必要に応じて自由に使えるようになっています。
こうした細やかな備品がそろっているのは、聖路加ならではだと感じました。
出産当日の流れや病室、入院中の食事、サポート体制
私は無痛分娩を希望していたのですが、聖路加国際病院では計画無痛分娩は行っておらず、「陣痛がきてから入院して、そこで麻酔を入れる」という流れになります。麻酔薬の影響で陣痛が弱くなり、分娩の進行が遅れることがあるからだそうです。
赤ちゃんのためにも、できるだけギリギリまで我慢した方がいいのかな…と迷いつつも、「無痛分娩は体力を温存できて産後の回復も早い」といった話を聞いていたので、陣痛がきたら迷わず麻酔をお願いしようと決めていました。
…が、実際にはそんなにスムーズにはいかず、まさかの「一度自宅に帰る」ことになるとは思ってもみませんでした。
ここからは、私が実際に体験した出産当日の流れや病室の雰囲気、入院中のごはんやサポート体制について、リアルなエピソードを交えてお伝えします。

「陣痛がきたらすぐ入院!」と思いきや、なかなか入院の許可が出ず、何度も電話でやりとりしたり、一度は自宅に帰されてしまったり…。
想像以上にハードで、体力も気力も試される出産当日でした。
ここからは、私のリアルな出産当日のタイムスケジュールを、細かく振り返ってみます。
- 39w4d 6:38陣痛計測開始
痛みを感じるようになってきたため、陣痛アプリで計測を始める。
いよいよ始まったかも…と、ドキドキしながら事前にダウンロードしていたアプリを起動しました。 - 39w4d 21:18病院へ電話
陣痛間隔が10分になる時も出てきた旨伝えるが、まだ家で待機指示あり。
すぐに入院できると思っていたので、まさかの“まだ家で待っててください”にちょっと拍子抜け。 - 39w5d 2:22病院へ電話(2回目)
陣痛間隔が10分を切ってくる時も出てきた旨伝えるが、まだ家で待機指示あり。
夜中に何度も時計を見ては“もういいかな?”とソワソワ。なかなかOKが出ません…。 - 39w5d 5:44病院へ電話(3回目)
陣痛間隔が10分を切り、痛みも強くなってきた旨伝えると、やっと病院に向かえることに。ついに“ゆっくり支度して来てください”の言葉が!この時は本当にホッとしました。
- 39w5d 6:40タクシーで病院へ
深夜ではなかったため陣痛タクシーではなくタクシーアプリGOでタクシーを呼ぶ。
自宅から病院までは5分もかからないのに、陣痛の合間は永遠に感じました…。 - 39w5d 7:25LDR(分娩室)で一息
聖路加は陣痛開始〜出産・産後まで同じお部屋で過ごせるのが本当にありがたい!
“もう移動しなくていい”という安心感がすごかったです。
この時は陣痛間隔が4分を切る時も出てきたものの、赤ちゃんはまだ下にさがっておらず。陣痛が来ていない時はお部屋の写真を撮ったりするくらい余裕がありました。 - 39w5d 8:40朝食
産院での初めての食事が運ばれてきてウキウキ。
メニューはご飯(小)、味噌汁(豆腐のみ)、温泉卵、茄子しぎ焼き、のり佃煮、りんごジュースでした。夫が生卵NGなので、久しぶりの温泉卵にちょっと感動w - 39w5d 9:40病室で足湯や四つん這い体操
助産師さんのアドバイスで足湯や運動タイム。
まさかお産の直前にこんなに運動することになるとは…!この段階ではまだ麻酔を入れてもらえず。血流を良くするために足湯 - 39w5d 12:10お昼休憩
陣痛が遠のいたため少し休むも、さらに遠のいてしまい、お昼ご飯に。
メニューはご飯(小)、白身魚の甘辛あん、南瓜甘煮、野菜の白和え、ゆずみそ、缶詰めのミカン。“このまま進まなかったらどうしよう…”とちょっと不安になり始めるも、プチ運動後で空腹だったため、もりもり食べました。 - 39w5d 13:00医師のモニター
- 39w5d 14:00鬼スクワット祭り
助産師さんと一緒に院内をスクワットしながらひたすら歩き回る。この時点で太ももはパンパン。でも“もう帰されることはないはず!”と信じて必死。
- 39w5d 16:20一度帰宅or自費入院の選択を迫られる
陣痛が遠のいているため、このまま入院すると自費で1泊6万円の入院費がかかるとのことで一度帰宅するよう勧められ、泣く泣く帰宅を選択。
“ここまで頑張ったのに!”と本当に泣きそうでした。辛そうな私を見ていた夫は“自費でもいいから入院してほしい…”と思っていたそうですw - 39w5d 17:00一度帰宅
真夏の夕方、お産が進むよう病院から徒歩で帰宅。
普段なら数分の道のりが、精神的にも体力的にも果てしなく長く感じました…。 - 39w5d 18:00寝室で一人悶え苦しむ
痛みが強くなり、ひたすら耐える。陣痛が来ている間は右手の爪で左手をつねっていないと正気を保てないほど痛い。夕飯も食べられぬまま、正座の姿勢で踵をお尻に押し付け、ひたすら痛みを和らげる。
夫がリビングで晩酌しているのを見て、なぜか無性にイライラw - 39w5d 20:13病院へ電話
悶え苦しむ私を見た夫の勧めもあり、陣痛間隔が10分を再び切ったため再度病院に電話。
“また帰されるかも…”と不安で、つい控えめに痛みを伝えそうになったけど、「さっきより痛いんでしょ?」と夫のフォローに感謝! - 39w5d 21:03タクシーで病院へ
今回も陣痛タクシーではなく、タクシーGOにて。
- 39w5d 23:10入院決定、麻酔&点滴からの就寝
一度帰宅して痛みに耐えた結果、お産が進み子宮口が3cmまで開いており、診察いただいた助産師さんに「もう麻酔打ってもらいたい感じですよね?」と言われたので、強く「はい」と答えると入院できることに。麻酔を打ってもらえて痛みから解放される。点滴もしてもらいぐっすり眠れました。。
一回帰るのも、再び陣痛に耐えるのも、また来院するのも本当に大変だったため、最初の入院時に麻酔を打ってもらえてたら…と思わずにいられません。 - 39w6d 0:00子宮口が4-5cmに、高位破水
ジュワッと何かを感じる。あとからわかるが、どうやら高位破水だった模様。
- 39w6d 4:00子宮口が5cmに
- 39w6d 6:30熱が37.7度あり、再度破水チェック
熱があるも自覚症状なし。麻酔を入れているとそういうこともあるらしい。麻酔はよく効いていて本当にありがたかった。
破水チェックはリトマス試験紙的なもので行い、黄色だったため破水で良さそうとのこと。ジュワッと感じた0時を高位破水とするそう。 - 39w6d 6:55子宮口が6cmに
子宮口が3cmから6cmまで開く。ついに今日生まれるかも?という期待を抱く。
- 39w6d 7:00採血、陣痛促進剤の使用に同意
子宮口はこれまで自然に開いていたが、若干していた高位破水の影響で陣痛が少し弱まっているとのこと。もう破水していることもあり、赤ちゃんに菌感染したら怖いから採血の結果を見て陣痛促進剤を入れると言われ、医師が陣痛促進剤の説明に来る。器具挿入ではなく点滴に入れるとのことで安堵。促進剤の使用に同意する。
麻酔科の先生が何度も様子を見に来てくれるのが心強かったです。体の部位のどこまで・どのくらい効いているかを数時間に一回チェックに来てくれました。
麻酔追加ボタンはちょっとでも張りを強めに感じたら押すようにしたので、痛みは10段階中1-2。 - 39w6d 8:00子宮口は変わらず6cm
赤ちゃん元気ですね、とのこと。
- 39w6d 8:35助産師さんの診察、陣痛促進剤を開始することに
子宮口は6cmから変わらずなのと、血液検査の結果、菌がちょっとある?とのことで、間も無く陣痛促進剤を開始すると言われる。ただすぐには生まれないだろうとのこと。
子宮口は柔らかくなってて、赤ちゃんの向きもいい感じ👶 - 39w6d 9:00陣痛促進剤と抗生剤投与開始
張りをやや強めに感じるように。遠慮なく麻酔追加ボタンを押してとのこと。
- 39w6d 9:30朝食
昨晩はあまりの痛さに自宅で夕食を食べられなかったため、昨日の昼食から何も食べておらず空腹だったが朝食があるのかないのかもわかっておらず。具なしお味噌汁とかは飲めるのかなーと思っていたので、朝食が運ばれてきて喜ぶ。主食なしの具なし味噌汁、果汁100%リンゴジュース、ぶどうゼリー、紅茶。ぶどうゼリーが嬉しかった…!
- 39w6d 10:45子宮口が9cmに
まさかこんなに一気に進むとは思わず、嬉しいやらドキドキやら…!赤ちゃんの向きもグーとのこと。麻酔を打っているものの、陣痛が来た時に助産師さんがずっと痛み逃しのマッサージをしてくれていて本当にありがたかった。
- 39w6d 10:50夫にスタンバイ依頼
子宮口が9cmまで開いたので、助産師さんからの助言で、在宅勤務をしている夫に出産バッグを持ってお昼頃に病院へ向かってもらうよう連絡。
- 39w6d 12:30内診:赤ちゃんの向き最終チェック
赤ちゃんの向きOK、子宮口全開を確認。1時間後を目安に、赤ちゃんがもう少し下まで降りてきたらいきみ開始しましょうとのこと。開始後平均2〜3時間で爆誕すると聞きドキドキ。
- 39w6d 12:40お昼(主食なし)
朝食と同様、昼食も主食なし。オレンジジュースとゼリー、醤油くず湯の3つだけだがあるだけ嬉しい。少し前に夫が到着しソワソワ待機中。
「無痛分娩中に摂取可能なもの」という案内が病室に貼ってあったのですが、ウィダーインゼリー等はNGとのことでした。
- 39w6d 12:50ごろいきみ開始
聖路加ではいきみ始めてから出産まで3時間をタイムリミットとしているとのこと。ここまでに絶対下から産むぞ!と胸に誓い、いきみ開始。
下腹部に力を入れておへそを見ながら腹圧をかけるとよいとのことで、Xで見た「いきむときはヘソの上のろうそくを吹き消すサンシャイン池崎になれ」という情報は間違いじゃなかったんだなと思いながら、陣痛が来ている間に静かに2回いきむ。主治医の先生が「いきむのが上手」「必ず2回いきめてるのは素晴らしい」などと常時褒めてくれていたため、このままのいきみ方でいいんだなと迷わずいきめたのがとてもよかった。
途中で仰向けと横向きのどちらが力が入りやすいか聞かれたので「仰向け」と即答し、仰向けの体勢で両手両足に1名ずつ助産師さんがついてくれ、いきむ際に力がより入りやすいよう全力で押してくれました。
そして終盤には「旦那さんにも頭を支えてもらいましょう」とのことで夫が頭を持ち、5名体制でサポートしてくれたのですが、夫が私よりも先に力を抜くので逆に力が抜けてしまい、、😂
ただ夫は間違いなく全力で支えてくれているし、ここで注意すると夫のモチベーションを下げてしまうよな、、と余裕ない中なぜか夫に気を遣い少し我慢しましたが、タイムリミットは迫ってくるわけで。「私より先に力を抜かないでもらっていい?」とお願いをしました(笑)あとから夫に聞いたところ、(夫的に)緊迫した空気で夫自身が緊張してしまい、私がいきむ際に息を止めて力を入れてしまっていたため私よりも先に力尽きていたそうです😂 - 39w6d 15:55息子爆誕
いきみ開始後から3時間が経過するも、赤ちゃんがずっと元気でいてくれたため、なんとか下から生ませられたらと複数の医師の判断でいきみを継続させてもらえることになり、陣痛が来ている間に「3回」いきめますか?とのことで、1回の陣痛で2回いきんでいたところ、3回いきむことに。
そしてもう生まれますよということで、吸引してもらうことになった際、1人の医師から「お母さんの頑張りが重要ですので」と言われやや緊張しそうになったところ、主治医の先生に「今も十分頑張れているのでこのまま頑張っていただけたら」ととても優しい言葉をかけていただき、気づいたら医師2名、助産師さん3〜4名、そして夫に囲まれ、酸素マスクをつけた状態で無事出産することができました。
元気な産声を聞いた瞬間、安心と感動で自然と涙があふれました。頑張ってくれて本当にありがとう。産後の夕食は「妊産婦特別食」でした
聖路加国際病院でのお産費用総額
私の場合、聖路加国際病院での妊婦健診から出産までにかかった費用の総額は1,300,777円でした。ここから出産育児一時金(現在は50万円)を含む各種給付金728,200円を差し引くと、最終的な自己負担額は583,537円となりました。
総額はやはり他院と比べて高めですが、全室個室の快適な入院環境や、プロフェッショナルな医師・助産師さんによる手厚いケアが受けられる点は大きな魅力です。一度退院しなければならなかったのは本当に辛い経験でしたが、終始安心して初めてのお産を終えられたので、聖路加国際病院を選んで本当によかったと感じています。
項目 | 金額 | 備考 |
妊婦健診費 | 29,100円 | 詳細は上部②参照 |
出産費用(母) | 1,068,977円 | 無痛分娩代含む 出産育児一時金差し引き前 |
入院費(子) | 202,700円 | |
小計(A) | 1,300,777円 | |
出産育児一時金 | 500,000円 | |
保険や健保からの給付金 | 228,200円 | |
小計(B) | 728,200円 | |
合計(A-B) | 583,537円 |