愛育病院での出産費用はいくら?健診〜計画無痛分娩・入院費まで完全レポ

産院

2026年春、第二子を愛育病院で計画無痛分娩にて無事出産しました👶

妊娠が判明してから分娩予約、妊婦健診の内容と費用、計画無痛分娩当日の流れ、そして最終的な自己負担額までをまとめています。

これから出産を控えている方や、産院選びで迷っている方の参考に、少しでもなればうれしいです。
第一子の聖路加国際での出産レポはこちら↓

愛育病院を選んだ理由

産院選びで外せなかったポイントは次の4つでした。

・24時間365日、無痛分娩が可能であること
・自宅からアクセスが良く、妊婦健診の通院負担が少ないこと
・NICU(新生児集中治療室)が併設されていること
・上の子(未就学児)の面会が可能であること

第一子を出産した聖路加国際病院には特に不満はなく、むしろ第二子も同院で出産したいと思うほどお世話になりました。

ただ、引っ越しにより自宅からのアクセスが悪くなってしまったため、あらためて産院選びから始めることにしました。

出産当日だけでなく妊婦健診の通院も考えると、産院は近ければ近いほど安心です。
都内で無痛分娩を行っており、NICUを併設している病院を中心に6院を候補にしました。


上記の条件をすべて満たし、かつ自宅から最も通いやすく、経産婦であれば計画無痛分娩が可能な愛育病院にお世話になることにしました。

▼産院候補
・愛育病院
・東京品川病院
・NTT東日本関東病院
・昭和医大
・日本赤十字社医療センター
・慈恵医科大学

はじめに

・この記事は、2026年春に出産した際の体験と情報をもとにまとめています。
・妊婦健診への公費助成額は、お住まいの自治体によって異なります。記載している金額はあくまで参考としてご覧ください。

分娩予約〜健診スケジュール

愛育病院は分娩数が多く人気のため、分娩予約の枠が早めに埋まります。

2026年8月分の分娩予約は、3月25日時点で安全に管理できる上限に達したため、新規受付が一時停止と発表されていました。

妊娠が判明したら、近くのクリニックで妊娠確定後、なるべく早く愛育病院に分娩予約の問い合わせをするのがおすすめです。

【重要】8月分娩予約の新規受付の一時停止に関するお知らせ

分娩予約〜初診までの流れ

電話をかけると、その場でID番号を発行してもらい、初診日を決めます。

「枠を抑えるが、初診時にドクター判断でNGとなることも」と伝えられたうえで、妊娠はどうやって確認したかと尋ねられ、クリニックでの場合は紹介状を持参してくださいとのことでした。

初診は「2時間以上みてほしい」とのことで、その場で「いつにしますか?」と聞かれました。
聖路加では初診は10週と病院側から指定されていたため、いつ行くか考えておらず、その場で少し悩んでしまいました。
初診のタイミングは、事前にイメージしておくと安心だと思います。

みなさんいつ頃にされるのか聞いてみたところ、妊娠検査薬で陽性を確認後すぐ来る人もいるため、一般的に「何週頃」といった決まりは特にないとのことだったので、私は12週で予約を取ることにしました。

初診当日は、予約時間の30分前に2階奥の受付へ。
持ち物は紹介状、母子手帳、マイナンバーカードでした。

妊婦健診の内容と費用

聖路加の妊婦健診は「曜日制」で、医師の指定はできませんでしたが、愛育の妊婦健診は曜日固定などはなく、先生からは「次は何週間後に予約をしてください」とだけ言われました。

毎回自分でネットから日時指定して予約できるので、とても助かりました。

ただ人気の医師は予約が早めに埋まりがちだったため、慣れてきた頃からは次の次の健診まで予約を入れて、なるべくいろんな先生に診察してもらえるようにしていました。

待ち時間は、午前中なら少しの待ち時間で呼ばれることもありましたが、午後は数十分待つことがほとんどでした。

私の場合、12週〜38週までに妊婦健診が12回、超音波外来が2回あり、助成券利用後の自己負担合計は85,245円でした。

回数・週数健診内容メモ金額
(助成券利用後)
①12週用紙3枚記入
診察
子宮頚がん検査
採血(4本分)
助産師面談
確認事項
・前回の出産で
異常がなかったか
・追加で
抗体を調べるか
16,370円
②14週診察3,060円
③16週1,980円
④21週採尿
診察
鉄剤処方:
(フェロ•グラデュメット)
14日分 610円
3,900円
※23週超音波外来
(エコー室にて
15分弱)
鉄剤処方:
(リオナ)
14日分 580円
4,880円
⑤25週採尿
血糖•負荷試験
採血
診察
鉄剤処方:
(フェロミア)
14日分 580円
8,840円
⑥27週採尿
診察
鉄剤処方:
(フェロミア)
14日分 600円
2,900円
⑦29週採尿
超音波外来
(エコー室にて
15分弱)
助産師外来
鉄剤処方:
(フェロミア)
28日分 690円
4,600円
⑧31週採尿
診察
2,720円
⑨33週採尿
診察
RSワクチン
鉄剤処方:
(フェロミア)
28日分 710円
2,720円
⑩35週採尿
NST(30分)
診察
血液検査
19,645円
⑪37週採尿
エコー(内診なし)
助産師面談
2,540円
⑫38週採尿
NST
診察
鉄剤処方:
(フェロミア)
14日分 600円
6,720円
合計 85,245円

愛育病院で準備してもらえる物

入院準備そのものについては第一子の時にまとめているので、ここでは愛育病院で準備してもらえた物について記載します。

<愛育病院で準備してもらえる物>

  • ナプキン
  • 産褥ショーツ2枚
  • 紙おむつ/おしりふき各1パック
  • おへそ消毒セット
  • 入院中のベビー服(貸し出し)

病院に到着したら、LDRに用意されているピンク色の可愛い出産用ウェアに着替えます。

産後にはミキハウス商品をいただきました🐻

計画無痛分娩の予約方法

愛育病院では、経産婦の場合は希望すれば計画無痛分娩が可能と案内されました。

私の場合は、35週の妊婦健診で「計画無痛分娩を希望している」と伝え、37週の健診のタイミングで具体的な日程を医師と相談しました。

・希望できるのは平日(土日はスタッフ体制の都合で不可)
・予定日付近が望ましい
・経産婦の場合、多くが入院当日に出産になる
との説明がありました。

「いつ産みたいですか?希望ありますか?」と聞かれ、平日であれば選ばせてもらえたので、産みたい日にちに入院することにしました。

誘発するため、「ここまで来たら帰されることはない」と聞き、かなり安心しました…!

出産当日のタイムライン

朝8時に病院の1Fで受付し、陣痛促進剤・麻酔開始、人口破膜を経て、18時43分に第二子の長女を出産しました。

実際に当日出産したLDR(分娩室)はこちら。
出産までこちらのお部屋で過ごしました(産後は移動します!)。
第一子の時と違って陣痛がまだ来ていないので、余裕があります💪

出産当日のタイムスケジュールを、細かく振り返ってみます。

出産当日のタイムスケジュール
  • 8:00
    着替え、体重測定

    LDRでベッドの上に用意されていたピンク色の可愛い出産用ウェアにお着替え。

  • 8:20
    NST20分間

  •  8:25
    血圧測定

    下が82でやや高めとのこと。こまめに測定し、チカチカしたり、吐き気や頭痛があったら言うようにとの指示。

  • 8:30
    医師による内診

    子宮口2〜2.5cm。痛みはなし。まずは水風船を入れましょうとのこと。「お腹張っていますか?」と聞かれ、「時々」と答えると、「いいですね」と言われる。赤ちゃんの元気を見るため、NST継続。

  • 9:00
    日勤担当の医師による内診

    「多分大丈夫だと思うんですけど、一応診てもらっていいですか?」と産婦人科部長の川名 有紀子先生を呼ばれるが、問題なさそうな様子。
    “開いている”とのことでバルーンはなしになり、陣痛促進剤から開始。かなり痛い内診(グリグリ)あり。

  • 9:30 
    陣痛促進剤開始

    看護師さんにて陣痛促進剤を入れてもらう。
    輸血等が必要になる可能性も考え、太めの針を入れられる。点滴は1時間あたり6ccずつ、進み具合に応じて12ccずつ増量との説明。ビタミン剤とともに点滴。トイレは点滴を持って普通に行ってOK。「30分後また来ます」と言われる。

  • 10:15
    抗生剤点滴開始

    陣痛促進剤は1時間あたり12ccずつに。

    このタイミングで個室の空き状況について確認。
    トイレ・シャワーあり/なしの希望を聞かれ、この日は6人退院でウェイティングリスト2人とのこと。

    分娩状況にもよるが、生まれるのが早ければ、トイレ・シャワーあり/なしのお部屋どちらでもいけそう。
    ただし、この時点で分娩数は9床中8床埋まっているため、順番によっては大部屋になる可能性もあるとの説明。

    お産を進めるためにバランスボールに乗るか聞かれ、血圧が高く頭痛もあると思うので、まずはあぐらをかくだけでも大丈夫とのことで、あぐら開始。

  • 10:45
    抗生剤終了(30分)

    朝ごはんの時間を聞かれたため、その際に「次に食べられるのは産んだ後か」と質問。

    「お昼を食べることもできるが、麻酔を入れるのが遅くなってしまうかもしれない。どうしますか?」と言われ、今日中に産みたかったので麻酔を優先したい旨を伝える。
    麻酔後でも経口補水液ならOKとのこと。

  • 11:10
    腰ゆらゆら開始

    お腹の張りよりも、第一子の出産時に痛めた腰が辛い旨を伝えると、「立ってベッドに手をつき腰をゆらゆらすると赤ちゃんも降りてくるのでやってみましょう」とのことで開始。

    産後は冷湿布を処方してもらえるとのこと。ロキソニンの湿布は授乳に影響があるのでNGと説明を受ける(退院時の先生からは「授乳中にロキソニンを飲めるくらいなので内服はOK」との説明もあり)。

    音楽をかけるか聞かれ、オルゴール調の音楽をかけてもらう。

    ※この時間、夫はmsb田町の広州市場でワンタン麺を堪能…🤤🍜

  • 11:30
    陣痛促進剤36mm/hに
  • 11:45
    医師による内診

    お産が進むように内診(グリグリ)で刺激される。子宮口はまだ3cmくらい。

  • 12:00
    陣痛促進剤48mm/hに

    30分毎に+12mm/hで、MAX120mm/hまで上げられるが、経産婦さんは72mm/hくらいで生まれることが多いとのこと。
    このあと麻酔を入れたら一度落とす予定と説明。

    前回が出血多量だったため、医師の指示で点滴と逆側の右腕に輸血ルートを確保。その際、注射1本分の採血もあり。

  • 12:30
    麻酔開始

    開始前に促進剤を36mm/hに下げる。表面の注射はチクッとするものの、痛みはほぼなし。
    自動的に薬が追加されるが、痛みを感じたらボタンを押し、同時にナースコールも押すように指示あり。

    麻酔が入ると立ち上がれなくなるので尿の管を入れられる。これ以降はトイレなど立ち上がり禁止。

  • 13:00
    子宮口3.5-4cm

    後ろ側に行っていた子宮口が前の方に来たとのこと。

    この後の流れとしては、促進剤の量をあげることと、お産を進めるために人口破膜をする予定と説明される。
    随時、看護師さんが丁寧に説明してくれてとても助かった。

  • 13:35
    医師診察

    エコーの機械を入れても痛みは全くなし。赤ちゃんと出口の間に臍帯などは挟まっていないが、頭がまだ上にあるため、安全をとって人口破膜はまだ行わないことに。

    指を入れた時に頭がまだフワフワ浮いていて、しっかりハマっていない段階で破膜を急ぐと、臍の緒などが絡まって赤ちゃんが苦しくなってしまうことがあるそう。

    陣痛促進剤を48mm/hに。

  • 14:30
    再びあぐらの姿勢に

    赤ちゃんに下に降りてきてもらうために、体調が問題なければ引き続きあぐらポーズをしましょうとのことで実施。陣痛促進剤は60mm/hに。
    下の血圧が上がってきたためカーテンを閉める対応に。85以上になると部屋の電気も消してスマホも置く必要あるとのこと。

  • 15:00
    看護師さんの内診

    子宮口4.5cmで順調に進んでいるため、あぐらポーズを継続。
    赤ちゃんの頭と膜の間にあまり水がないため人口破膜がしにくく、急激には進まない可能性があるとのこと。
    このまま頭が降りてきてくれたらいいですね、とのこと。
    陣痛促進剤はついに72mm/hに。

  • 15:25
    助産師さん登場

    急に張り出したようだが、破水した感じとかあったか聞かれるも自覚なし。
    確認いただくも、特にしていない模様。
    医師を呼び、人口破膜が可能か確認する流れに。

  • 15:45
    人口破膜の実施

    陣痛促進剤を2段階下げて48mm/hに。子宮口5cm。
    お腹の張りがかなり強くなり、横向きの姿勢に変更。
    「痛み」や「お尻が押される感覚」があればすぐナースコールするよう指示あり。

    下の血圧が90となり、部屋の照明もオフに。

  • 16:00
    子宮口しっかり5cm

    看護師さん診察。痛みが一気に体感7〜8/10に。
    麻酔科医の先生を呼んでもらい、麻酔を追加。
    2種類の薬を投与し、効果が出るまで約15分。スマホを打つ手が震えてくる。
    この追加で痛みがとれる方が半数。産むまでにまだどうしても痛ければ追加もできるが、足がだらんとするレベルだそう。

  • 17:10
    子宮口が9cmに

  • 17:18
    麻酔追加

    痛みが強くなり、麻酔を追加。

  • 17:30
    内診

    子宮口全開。麻酔も効き、痛みはなし。

  • 17:40
    麻酔追加

  • 17:50
    酸素マスク装着

    みぞおちに強い痛みがあり、赤ちゃんが狭いところを通過している段階との説明。

  • 18:00
    内診

    引き続きみぞおち激痛。いきむ練習開始。

  • 18:37
    お産開始

    医師が到着し、分娩へ。

  • 18:43
    長女誕生

    仰向けの姿勢で数回いきむと、第二子となる長女が誕生しました。

    第一子の時と同様に「サンシャイン池崎になったつもりで」下腹部に力を入れ、おへそを見るイメージで腹圧をかけると、「いきみとっても上手でした」と褒めていただけました☺️

    会陰切開も吸引もなく、傷は1cmほどで、会陰処置もあっという間に終了。

    ただ、赤ちゃんが少し苦しそうなサインを出していたとのことで、助産師さんに夫と3ショットだけさっと撮っていただき、体重測定やカンガルーケアは行わず、そのまま新生児室へ連れて行かれました👶
    (あとから聞いたところ、常位胎盤早期剥離の疑いがあったそうです)。

    このあと夕飯を食べられるように、麻酔の管を比較的早めに抜かれ、しばらくLDRで待機。

    出産直後は肩の痛みがひどく、先生に冷湿布の処方をお願いしました。
    「出しておきますね」とあっさりOKは出たものの、この時間は薬剤科が閉まっているとのことで、処方は翌日からに。
    内服薬はロキソニンが出ることを確認しました。

  • 21:30
    大部屋へ移動

    個室は全て埋まってしまっており、この日は一旦大部屋へ移動となりました😭
    (翌日には無事に個室へ移動できたので、本当にホッとしました!)

愛育病院での出産費用総額

私の場合、愛育病院での妊婦健診から出産・入院までにかかった費用の総額は1,297,951円でした。

入院は初日のみ大部屋に1泊し、翌日からはトイレ・シャワーなしの個室に移動しました。
経産婦だったこともあり、自分から希望して1日早く退院したため、4泊5日の入院でこの金額になっています。

ここから出産育児一時金(現在50万円)と、都・区の助成金、保険給付など合計1,040,000円を差し引くと、最終的な自己負担額は257,951円です。

第一子は聖路加国際病院で出産しましたが、妊婦健診費は愛育病院の約半額程度でした。

自宅近くに愛育病院と連携したクリニックがある方は、35週ごろまではそちらで健診を受けることで、費用を抑えられる可能性があります☺️
(参考:産科オープン・セミオープンシステム

経産婦ということもあってか、聖路加と比べるとサポートはややシンプルに感じる場面もありましたが、NICUを併設している安心感は大きく、万が一のときの体制が整っている点は非常に心強かったです。

項目金額備考
妊婦健診費(自己負担分)85,245円詳細は上部参照
出産入院費
(母・無痛分娩代含む)
1,053,500円出産育児一時金差し引き前
入院費(子)159,206円
小計(A)1,297,951円
出産育児一時金500,000円
都からの助成金100,000円東京都では無痛分娩費用に対する助成制度があり、対象条件を満たせば最大10万円の助成を受けられます。
無痛分娩費用の助成
区からの助成金310,000円区市町村独自の妊婦健診助成や出産費用の補助もあるため、住んでいる自治体の公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
保険や健保からの給付金130,000円
小計(B)1,040,000円
合計(A-B)257,951円

今回は費用や出産当日の流れを中心にまとめましたが、
妊婦健診の詳しい内容や、出産直後の様子(胎盤剥離の疑いがあった際の経過)について、入院中の食事やエステ、1ヶ月健診の様子、聖路加国際病院との比較についても、別記事で順次まとめていく予定です!

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